チラシ印刷に適した紙は?

チラシを初めて印刷会社に注文する時、紙の種類と厚さで悩まれる方も多いのではないでしょうか?
「コートって何?」「90Kって重さなの?」等・・・初めて印刷される方へ紙のご紹介をしたいと思います。

チラシ印刷の紙の種類は?

ネット印刷や印刷通販のサイトで注文する時、サイズの次に紙の種類と厚さを選ばなくてはいけないと思います。
チラシは主に3種類の紙を使用することが多いです。

  1. コート紙
  2. マット紙
  3. 上質紙

それぞれの特徴をまとめると・・・

チラシの定番!コート紙

コート紙は光沢があり、ツヤ感があるもっともよく印刷に使用される紙です。料金も安いですし、写真も綺麗に印刷されるので、どの業種でもサービスでも適しているおすすめの紙です。
デメリットはたとえば、ペンなどで書き込む欄を設けたり、企業様の商品やサービス案内などを代理店を通じて売る場合などによくある、スタンプ欄を設ける場合や通販などでファックスやハガキをつける場合などはあまり、おすすめしません。
コート紙の特徴は表面がツルツルしているので、ペンやスタンプのインクがはじきやすいのでにじんだり、汚れたりしてしまうからです。そのような使用の場合は次にご紹介するマット紙がおすすめです。

他のチラシと被りたくない時はマット紙

マット紙はコートの逆の特徴があります。コート紙に比べてツヤ感が抑えられ、印刷の仕上がりもコートの紙より鮮やかさがやや落ちる感じの仕上がりになります。ですので商品写真の点数が多かったりメインにしたい場合はコートの方がおすすめですね。また、コート紙に比べて色合いもやや沈むのでスーパーやドラッグストアなどの派手なチラシや値段の安さを売りたいチラシなどとにかく派手派手にしたいデザインの場合は不向きです。ですので、美容系など女性をターゲットにした商品や高級感あるサービスや企業様のサービス案内には適しています。派手さというより綺麗さを求める場合やパステル系や茶系、ブルー系のデザインにも適している紙です。
また、マット系の中でもさらに種類があり、ツヤ感がまったくないマットもあればやや光沢が残るマットコート紙もあります。印刷通販でよくあるのはマットコート紙です。マット紙よりもマットコートの方がコストは安いのでこちらの紙を使用するのも良いかなと思います。

上質紙はデザインによっておしゃれ感がアップ!手書き風デザインもおすすめ

上質紙は上記の中でも一番ツヤ感がない紙です。見た目はちょっと安っぽく見える紙ですが、実はコートやマット(マットコート)に比べて一番高い紙なんですね。
新聞折り込みのチラシを見ても上質紙は圧倒的に少ないです。ですが、デザインによってはとってもおしゃれで他にはないチラシを作成することができます。シンプルなデザインだったりモノトーン系のデザインやイメージを重視したデザインとかデザイナーの腕の見せ所?の紙だと思います。また、上記にも書いた、ペンなどで書き込むことがメインの内容のチラシでしたら、滲まない特徴があるので適しています。手書きを使ったデザインや手作り風のチラシにしたい場合や訂正や変更を告知するお知らせにもよく作成します。

さらに上質紙は印刷会社によって色つきの紙の種類があるので、ピンクの紙や水色、クリーム色の紙など元々紙に色がついている紙を使用したい場合や色つきの紙でモノクロで印刷したい場合は上質紙を選ぶと良いでしょう。色つきの紙でカラー印刷する場合はかなり画面で見ている色合いと変わってくるので、注意が必要です。(ちなみに、色つきの紙はコート紙やマット紙では見かけません。)

紙の種類コート紙マット(マットコート)紙上質紙
コスト費用が安いコート紙より高いがマットコート紙だとあまり金額差はない3種類の中で一番高い
ツヤ感3種類の中で一番のツヤ感マットコートはツヤ感はやや落ちる。マットの紙の中でもほとんどツヤがない高級感ある紙もあるツヤ感なし
おすすめポイントどんなジャンルにも使用できて何より費用が一番安いおしゃれなデザインや女性ターゲットの美容系のチラシにおすすめ!他とは違うチラシが作成したい方におすすめ。デザインによっては安っぽいしあがりになるので要注意!

今回は紙の種類についてまとめてみました。上記の3種類のほかにもまだまだ紙の種類は沢山ありますし、切れにくくする加工をプラスして保存版チラシを作成することもできます。また紙の厚さも使用の仕方によって適したものがあります。近日、紙の厚さについてもご紹介させていただく予定です。
デザインデータネットでは、チラシ印刷用のデザインデータを作成しています。
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