低解像度と高解像度の画像の違い

先日、画像(写真)の使用について書いたので今回は解像度について書きたいと思います。
解像度とは画像の密度の数値の意味でdpiという単位が用いられています。
画像(写真)は印刷物をはじめ、ホームページに使用するのは当たり前になっていますよね。デジカメやスマホでも綺麗な写真を気軽に撮れるので、企業様や店舗様でもカメラマンを使うことなく、ご自分で用意される方がとても多いです。
ですが、印刷物に使用するには解像度に注意しなければいけません。
弊社のお客様の中にも、初めてチラシやパンフレットなどを作成したい時に「使いたい写真があるんだけど利用できる?」とか「ホームページに使用している写真をそのまま使いたいんだけど」「解像度ってどれくらいが良いの?」「スマホで撮影したんだけど、使用できる?」など画像についてのお問合せがあります。

デザインデータネットでは、使用したい画像(写真)のご用意がある場合、印刷してもギザギザやボケたり荒れを起こさないか?綺麗に印刷されるか?などチェックをしますが、ちょっと解像度について豆知識?としてまとめてみました。ご参考いただければと思います。

印刷に向いている画像(写真)の解像度は300dpi~350dpi

低解像度と高解像度の画像の違い
お客様でご用意いただいた、デジカメやスマホなどで撮影された画像のほとんどは72dpiでいただきます。
画面上では綺麗に見えても印刷には必ず300~350dpiにしないと印刷会社の方でチェックをした際にエラーとなり、進行がストップになってしまいます。
営業マンがいる印刷会社さんとかでしたら画像修正を行ってくれるところもあるかと思いますが、有料になってしまうこともありますね。
また、安い印刷通販やネット通販ではまずそのような修正は行ってはくれません。
ほとんどが「再入稿」の指示になってしまい、納品に間に合わないなんてことも出てきてしまいます。

ホームページに使用している画像もモニタ上は綺麗に見えても印刷には不向きな画像が多いです。
商品のカット写真など小さいスペースに使用する場合はホームページの画像を引っ張ってきて、350dpiにしても問題ないこともありますが、それらのチェックもデザイナーが確認しますのでご安心ください。

デザインデータネットではいただいた72dpiの画像を300~350dpiに変更してデザインレイアウトをしていき、印刷に使用できるデータを作成します。
ただ、当然解像度を上げた分、画像は縮小されるわけですので、なるべく72dpiでも大き目のサイズをご用意いただければと思います。特にチラシの全面やパンフレットの表紙全面に1枚の画像を使用したい場合やポスターや看板に画像を使用したい場合はできるかぎり大きなサイズの画像が必要になります。
いずれにしても画像(写真)について分からないことや心配なこと等ございましたらご相談ください。