バーコードとは?
パッケージなどの制作をする際、バーコードを作成することが多々あります。
様々な商品に印刷されているバーコードってどんな仕組みなのか?簡単にまとめてみました。
バーコードは商品や製品に付けられた『縞模様のコード』で、数字や情報を機械で読み取れるようにしたものです。レジや倉庫管理で広く使われていますね。
バーコードは、黒い線と空白の幅や数に基づいてデータを表します。スキャナーがそのパターンを読み取り、商品名や価格を識別できるようになっています。
日本では13桁のバーコードが使われることが多く、前半の数字で国や業界がわかるようになっています。
商品管理を効率化し、間違いを減らすために重要ですし、スキャンするだけで商品情報がすぐにわかり、在庫管理も簡単になるので商品の管理や販売に欠かせないものです。
13桁のバーコード(JANコード)
13桁のバーコード(JANコード)は、商品識別のために広く使われる標準的なコードで、日本をはじめとする多くの国で採用されています。13桁にはそれぞれ特定の役割があり、以下のように構成されています。
国コード
国や地域を示します。日本の商品は通常「49」で始まります。
国コードはどこで登録されたかを示しており、必ずしもその商品の製造国ではないことに注意してください。
メーカーコード
企業やメーカーごとに割り当てられた固有のコードです。このコードで、どの会社が商品を製造または販売しているかを判別できます。
商品コード
各メーカーが自社の商品ごとに割り振る識別コードです。これによって、同じメーカー内で異なる商品を区別できます。
チェックデジット
入力ミスを防ぐための確認用数字です。先の12桁に基づいて計算され、バーコードの読み取り時にエラーがあれば検出する役割を果たします。
基準サイズは37.29mmX22.86mmですが、高さを削る(トランケーション)ことは可能です。この高さも規定があるので小さなパッケージなどに記載の際は注意しましょう。また、データは画像データではなくベクターデータで作成することも大切ですね。
もちろん、デザインデータネットでも商品パッケージなどを作成する際は、バーコードの作成も可能ですのでご相談ください。