久しぶりのブログです。デザインデータネットでは、様々なデザインデータを作成させていただいておりますが、今回は意外に多い看板のデザインについて書きたいと思います。
お店をオープンされる際に必ずと言っていい大切な役割をする看板。看板には様々なサイズや形状がありますよね。
出店するお店が1階なのか2階以上なのかとか、人通りや人の流れ、出店する場所や広さに応じて、また借りる店舗の規約などに沿ってどんな看板を設置するか悩まれる方も多いかと思います。
ビルなどの場合は袖看板が多いかと思いますが、看板屋さんの方で店名のみを入れたものを制作していただける場合もあるかと思います。
弊社でご相談を受ける多くはご自分達で置き看板や看板データを用意したいけど、どんな看板が良いのか?どんなデザインが良いのかなどなど様々です。
実際どんな看板が良いのか簡単にまとめてみました。
まずは目的を明確にする
これ一番大事ですよね。看板の目的。何屋さんなの?とか営業案内など看板の情報でどんな役割を果たすのかを理解してもらえることが重要です。
ターゲットを考える
どのような人々に対して看板を表示するのかを考えましょう。ターゲット層の好みや関心に合ったデザイン制作し訴求力を高めます。
シンプルでわかりやすいデザイン
看板は瞬時に分かってもらわなければいけません。シンプルなデザイン、分かりやすいフォント、適切な情報をまとめて要点を強調します。
設置場所に応じた適切なカラー
色あいは感情や印象を伝える重要な要素。ブランドのイメージカラーは大切ですが、どんな場所に看板を付けるかまたは置くかによっても色の検討は大切になってきます。例えば、壁が白いところに白い看板で薄い色の店名を入れても目立ちませんよね。デザインデータネットでは、看板の設置場所をお伺いしてブランドのイメージカラーを壊さず、そしてかつ訴求効果ある目立つ様なデザイン作成させていただきます。
適切なフォント
フォントの選択はデザインの成功に大きく影響します。これもサイズや形状によって考慮しばければいけない大切な要素です。小さい看板に明朝系のフォントを用いると目立たないなんてこともよくありますので、看板の形状等を伺い、デザインを作成していきます。
レイアウトと視線誘導
レイアウトは見る側の視線を誘導し、メッセージを伝える手助けをします。重要な情報は目立たせ、読者を誘導するために効果的なレイアウトを作成します。
看板業社による注意点
これも意外と忘れがちなことです。多くの看板業社さんがありますが、業社さんによってデザインデータを作成する際に様々な注意点があることも多いです。
例えば、印刷範囲。サイズは同じでも業者さんによって看板の周りの枠に隠れてしまう範囲が異なることもあります。また、印刷方法によって画像を使用する場合も解像度やデザインにボカシを使用する場合の注意点などなど細かい規定があることもあるので、業社さんが決まっている場合はテンプレートの有無や注意点を確認しておくことが大切ですね。もちろん、分からない場合はお気軽にご相談ください。
まだまだ、看板に関することはいろいろあるのですが、今回はこんな感じでまとめてみました。チラシやパンフレットとはちょっと違う看板データ作成。簡単そうでいて実は考慮しなければいけないことが多い看板デザインはとても奥が深いですね。